宮廻正明
みやさこ まさあき
- 1951年
- 島根県松江市に生まれる。
- 1975年
- 東京芸術大学美術学部デザイン科に入学。
- 1979年
- 東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業。東京芸術大学大学院保存修復技術日本画に入学。
- 1981年
- 東京芸術大学大学院保存修復技術日本画を修了。同大学非常勤助手となる。平山郁夫に師事。
- 1983年
- 第38回春の院展に「春の地」を出品し、初入選する。第68回院展に「山桃彩り」を出品し、初入選する。
- 1984年
- 日本美術院院友に推挙される。
- 1985年
- 第4回新珠会に出品。第1回アテナ展に出品。
- 1986年
- 第41回春の院展に「萌揺」を出品。東京芸術大学非常勤講師となる。
- 1988年
- 東京セントラル美術館日本画大賞展に「似合う」を出品し、優秀賞を受賞。
- 1989年
- 更生保護誌に表紙と挿画を描く。第74回院展に「甍海一宇」を出品し、奨励賞を受賞。
- 1990年
- 第45回春の院展に「太虚」を出品し、奨励賞を受賞。第75回院展に「吉左右」を出品し、奨励賞を受賞。
- 1991年
- 第46回春の院展に「浮学」を出品し、奨励賞・外務大臣賞を受賞。第76回院展に「談論風発」を出品し、奨励賞を受賞。初めてインドネシア・バリ島を訪れる。
- 1992年
- 第47回春の院展に「軌跡の調」を出品し、奨励賞を受賞。第77回院展に「風の囁き」を出品し、奨励賞を受賞。日本美術院特待に推挙される。
- 1993年
- 第48回春の院展に「渡・游・沁」を出品し、奨励賞を受賞。第12回日本美術院奨学金前田青邨賞を受賞。第78回院展に「天写田」を出品し、日本美術院賞を受賞。黒部峡谷の取材を開始する。
- 1994年
- 第49回春の院展に「組曲」を出品し、奨励賞を受賞。セレネ美術館にて「現代日本画秀作展~黒部を描く作家たち~」が開催される。黒部を描いた素描を出品。第10回アテナ展に黒部峡谷取材作品「後曳橋」を出品。第79回院展に「絲遊変奏」を出品し、日本美術院賞を受賞。
- 1995年
- 東京芸術大学助教授となる。第50回春の院展に「協奏曲」を出品。第1回昊昊会に黒部峡谷取材作品「澄泥双生(柳橋)」を出品。第80回院展に黒部峡谷取材作品「三拍子」を出品。日本美術院同人に推挙される。
- 1996年
- 第51回春の院展に「変奏曲」を出品。セレネ美術館にて「宮廻正明―大地とともに」展が開催される。第2回昊昊会に黒部峡谷取材作品「三希月廻(愛本刎橋)」を出品。
- 1997年
- 小学館より宮廻正明画文集「大地とともに」が刊行される。
- 1998年
- 第83回院展に「水花火」を出品。
- 1999年
- 第84回院展に「平均律」を出品し、文部大臣賞を受賞。イランの映画監督アッバス・キアロスタミとの二人展を開催。
- 2000年
- 東京芸術大学教授となる。第85回院展に「火焔奏楽」を出品。
- 2002年
- 第87回院展に「無伴奏」を出品し、内閣総理大臣賞を受賞。松坂屋美術館・銀座松坂屋・大丸ミュージアム心斎橋にて「宮廻正明展 温風」が開催される。
- 2003年
- 小学館より宮廻正明画集「水花火」が刊行される。
- 2009年
- 東京藝術大学学長特命 社会連携センター長に就任。
- 2014年
- クローン文化財による「別品の祈り―法隆寺金堂壁画展」を企画。
- 2018年
- 東京藝術大学を退任。東京藝術大学名誉教授となる。