「おあつうございます」と言うのも
イヤになるくらい暑いですね。
どうぞ、セレネでひと休みしていってください。
今年も、ひとひねりもふたひねりもした面白くて、
とびっきり美味しいかき氷をご用意しました。
かき氷のネーミングが又ユニークなんです。
5種類中、4種類は
美術館に展示されている絵のイメージで作り
その絵の名前がつけられています。
まず戸出画伯の「黒部川」
黒部川の深い色をメロンシロップの緑と蝶豆シロップの青で表現しています。
蝶豆とは、台湾で採れるハーブで、涼やかなブルーが特徴。
それに添えられたシロップをかけるとアーラ不思議、
ブルーが紫に変化します。
2色のゼリーを、川の中の石に見立てて。
塩出画伯の「遠山初雪」
これはぐっと渋く、抹茶シロップやほうじ茶シロップ、
飲む点滴と呼ばれている甘酒がかかっています。
甘酒にほうじ茶シロップ、ユニークですね。
氷の中にはバニラアイスが隠れています。
宮廻画伯の「風の囁き」
果肉のマンゴーがごろごろ、その上にマンゴーソースが
たっぷりかかっています。マンゴー好きの人にはたまりません。
バニラアイスが上にのっています。
平山画伯の「幻の瀧」
これも盛ってある、盛ってある(笑)。
抹茶シロップをベースにバニラアイスや白玉をのせ、
仕上げはたっぷりの小豆。
かき氷の定番といったところでしょうか。
最後は絵とは関係ない「黒氷(くろごおり)」
見てビックリ!黒いです!!
バニラアイス、白玉が中に埋められていて、
その上に黒い蜜、そしてこれでもかというくらい
たっぷりかけられた黒ゴマシロップ。
もう垂れるくらいかかってますから(たまに垂れてます・笑)
注意深く食べてください。
もちろん、どれも黒部の氷筍水を凍らせた氷で作られています。
食べた後に、美術館でかき氷の名前とおんなじ題の絵と
対面してみるのも一興です。